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一斉学習をしていて気づいたことのメモです。
子どもは、一度自分の考えを決めてしまうと、なかなか意見変更しません。
話し合い活動をしても、人数分布にあまり変化がなく終わることもあります。
こんな話し方を教えました。
・（自分の考えは）○○なんだけれど、○○も「そうだな」って思いました。
それは…（理由を続ける）
こういうことで、考えの変更はしないけれど、一斉学習で、考えが変容したことを表現できます。わらぐつの中の神様で、次の学習課題から学習問題が生まれました。
○どうしておばちゃんは、マサエに、わらぐつの話をしたのだろう。
Ａ わらぐつには神様がいることを信じてほしかったから
Ｂ わらぐつのよさを知ってほしかったから
Ｃ おじいちゃんとの出会いのことを知ってほしかったから
Ｄ 心をこめて作ることについて
子どもたちの最初の考えは、Ａ，Ｂ，Ｄでした。一斉学習で
・ＡとＤは、同じことを言っているような感じがする
という意見が出て
○ＡとＤは同じ子となのだろうか？
という学習問題が生まれました。
最終的に、考えの変更をした子は１名でしたが、上記の「○○もそうだな」では３名が発言しました。より豊かな発表の場面を生み出せるのではないかと思いました。