１年「ザリガニさんとなかよしになろう」

時　数　９/13

活動名　「ザリガニさんと握手をしよう」

ねらい　自分の手でザリガニを持つことができるか挑戦させる。

展　開

教師の働きかけと子供の意識	手だてと願う子供の姿
	自分の作った家に満足感を持つ子であってほしい 　　　　　　　　　　　 これまで以上に，水かえが大変になるので，水かえの時間を十分確保してあげる。　　　　　　　 　　　　　　　　　　　 ザリガニをまだ持つことができない子には，軍手を用意させ，ザリガニを触らせる。　　　　　　 　　　　　　　　　　　 ザリガニも持てる段階をA･AA･AAA･賞状,の４段階にわけて，ザリガニをもってみようとする意欲を高める。
ザﾘガﾆさんに お家を作ってあげて 良かったと 思いますか
・冬眠ができるようになった　　 ・自分の家だと思っているみたい ・日陰ができたね　　　　　　　 ・狭くなったからよくない
ザリガニさんもきっと喜んでるな
・気持ち良さそうにしてるよ
ザリガニさんと握手をしてみよう
・軍手なら持てるよ　　　　　　 ・手で捕まえられるよ　　　　　 ・小さいのなら持てれる　　　　 ・ひげを持ったらかわいそうだよ
よし，挑戦してみよう

考　察

　７，８時で子供たちは，いろいろなザリガニの家を作った。トンネルがあったり，風呂があったり，高いところ低いところがあるなど様々だった。ザリガニと毎日遊んでいる子たちは，それだけよくザリガニを観察しているのだろうか，とても住み易そうな家を作っていた。

　　「家を作ってあげてよかったと思いますか」と尋ねたところ，２人を除いた全員の子たちは作ってあげてよかったと答えた。２人の子は，いろいろなものを水槽の中にいれたので家が狭くなってしまったと考えたようである。そこで，「ザリガニさんは気持ち良さそうにしていますか」と尋ねると，この２人を含めた全員の子が，気持ち良さそうにしていると答えた。

　次に，「ザリガニさんと握手してみよう」と呼びかけ，ザリガニを手で触らせた。まだ素手で持つことができない子には軍手を用意させザリガニを触らせた。軍手があることで大分恐怖心が少なくなるようである。手で持つには次の４段階を提示し，最後までいけた子には賞状を渡した。 賞状があるので子供たちは張りきり，２日

間で１６人の子が賞状をもらった。このことを作文に書いた子もいる

　　　　Ａ：　触ることができる

　　　ＡＡ：　背中をつかんで持つことができる

　　ＡＡＡ：　手のひらに５秒のせることができる。

賞状：　右手・左手・右手のひらに５秒づつのせることができる