１年「来年の１年生を招待しよう」

時　数　　12 / 13

活動名　 「自分たちの紹介をよりよくしたり，絵本の部屋の飾りつけをしよう」


ねらい

友達から出された意見をもとに，自分たちの紹介をより良くしようとしたり絵本の部屋を飾ることなどによって，来年の１年生がやってくることを楽しみにする。

展　開

考　察

　第１２時は，第１１時にひきつづいて行われた。第１１時で，お互いの紹介を聞きながら気ついたこと，直したらいいことなどがいろいろ出された。それらの意見を参考にしながら，自分たちの紹介をより良くするためにはどうしたらいいのかを話し合った。

　友達から出された意見は厳しいものが多く，自分とらちの詰めの甘さを指摘されて，子供たちは随分とショックだったようである。（資料．17）そのため，もう一度紹介のときに使う道具を確認しあったり，誰がどんなことをするのかを細かく打合せていた。

　このようにお互いの紹介を聞くことによって，どのような紹介の仕方が聞き手にとってわかりやすいのかを子供たちなりに学んでくれればいいと願っている。

　本単元では，グループごとの準備の時間を４時間取ったが（第３〜６時），子供の様子を見ていると，準備をする時間は，４時間より少なくてもいいのではないかと思われる。それよりもお互いに見せ合い，意見交換をしながら紹介をよりわかりやすいものに仕上げていく活動（第11〜12時）を増やしたほうがよいのではないかと思われる。なぜなら友達の考えを聞くことによって，自分たちの気づいていなかったことに気づき，わかりやすい紹介をするためにはどうしたらいいかが分かってくるからである。その後，絵本の部屋の飾りつけを行った。