森竹高裕
| ７．本時の指導 （１）本時の目標 大切なお米をおいしく食べるために，自分たちには何ができるのかを考えながら，料理の相談を意欲的にすることができる。 （２）指導構想 児童はそれぞれに、料理に対する思いを持っている。本時では，ここから話し合いが始まる。話し合いをするにあたっては ① 大切なお米なんだ ② おいしい料理を作るんだ ③ 自分のできることをするんだ という意識をもって話し合いをしてほしい。 児童の中には，本時までにいろいろと調べたり，家で母親に教えてもらいながら料理を作っているものもいる。（「追う子」の個別学習授業案参照） この子供たちが自分の経験を出し合い，話し合いが進められていくものだと考える。そこで，おもちグル－プやおすしグル－プに見られるように，「（まだ料理の作り方を詳しく）決めていない」という子供たちの意識がどのように変容していくのかを見守っていきたい。 話し合いの方向によっては，意見が対立し考えが一つにまとまらない場合も考えられる。（特に，カレ－グル－プ・おもちグル－プ）このようなときは，無理に考えを一つにまとめようとはせず，子供たちがお互いに納得して料理が作れるよう，グループを分けることを認めるような助言をしていきたい。 相談をしていく中で，道具・材料・作り方など分からないことがいろいろと出てくることだと思われる。このときは，① 回りの先生に尋ねる。 ② 本で調べる。 ③ 道具があるかどうか家庭科室に見にいく。 ④ 電話をして家族に尋ねる。などの活動を奨励していきたい。このような活動をすることを通して，「分からないことや知りたいことは，自分の力で追求する」という態度が育ってほしいと願っている。 |
| 予想される子どもの活動やあらわれ（ 助言や支援 ） | ||||
| 「お米パーティ－」を始めよう。 | ||||
| １ はじめのことば
２ お世話になった人に感謝状や手紙を渡そう ３ お世話になった人からお話を聞こう |
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| グループごとに，料理を作って食べよう。 | ||||
| 【 おむすび 】 | 【 もちっこ 】 | |||
| ① お米を洗おう 水の量は適量かどうか見る。 ② 炊飯器で，お米を炊こう。 ③ お米が炊けるまで，海苔や具の支度をしておこう。 ④ おむすびをにぎろう！ 無駄にしている米がありませんか？ |
① もち米を水に１２時間つけておこう。 前日に配布 ② 「もちっこ」の中に，米を入れよう。 ③ きなこやあんこを用意しておこう。 ④ できたおもちを丸めよう。 ⑤ 味をつけたらできあがり！ |
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| 【 カレ－ 】 | 【 うす 】 | |||
| ① お米を洗おう。 水の量は適量かどうか見る。 ② 炊飯器で，お米を炊こう。 ガスをつけてあげる ③ お湯を沸かして，カレ－を温めよう。 カレーを取り出す時火傷をしないように ④ カレーをのせて，できあがり！ 見守る。 |
① もち米を水に１２時間つけておこう。 前日に配布 ② セイロで，お米をふかそう。 セイロ，ふかし具合は，大人が教える。 ③ きなこやあんこを用意しておこう。 ④ できたおもちを丸めよう。 ⑤ 味をつけたらできあがり！ |
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| 【 おすし 】 | 【 だんご 】 | |||
① お米を洗おう。 水の量は適量かどうか見る。 ② 炊飯器で，お米を炊こう。 ③ 魚や海苔を準備しておこう。 魚を切る時は，教師の目の届く場所で。 ④ 酢をまぜて，おすしのごはんをつくろう。 ⑤ ネタをのせて，できあがり！ |
① もち米を穀物粉砕機で，粉にしよう。 ② お湯を沸かそう。 ガスをつけてあげる ③ 粉を水で溶いて団子にしよう。 ④ 湯の中に団子を入れよう。 取り出すとき火傷をしないように見守る。 ⑤ 団子が浮いてきたら，取り出す。 ⑥ 味をつけたらできあがり！ |
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| 早くできたグループは探検カードを書いて待つ。 | ||||
| 料理ができたね。それでは「いただきます」 | ||||
| ・どうぞ，僕たちの料理を食べてください。
・お料理の交換をしようよ。 ４ 終わりの言葉 ５ 後片付け |
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