森竹高裕
機械を使って，脱穀やもみすりをしよう
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時 数 27〜28 / 37 活動名 「機械を使って，脱穀やもみすりをしよう」 ねらい 第２６時で相談したことをもとに，機械を使って脱穀やもみすりの作業を行う 展 開
考 察 第２７〜２８時は，第２６時で話し合ったことを元に脱穀や籾すりをする作業を行った。子供たちは，脱穀することや籾すりすることの大変さをよく知っている。自分たちが脱穀したときは手を使って脱穀していたので，手の皮がむけて血が出てしまった子もいた。籾すりも１週間以上の時間をかけても，できた玄米の量はごくわずかであった。 機械を使った脱穀は，その大変な作業があっというまにたくさんの稲を脱穀してしまった。この機械の便利さについては，教師も子供も「すごい」「はやいね」と驚きの声を上げていた。子供の作業にについては，安全面を考えて藁をはんでから外す仕事と残った藁を片付ける仕事とした。 脱穀が終わった後，場所を学校に移し籾すりをした。ここでも機械を使って籾をすったため，あっというまにたくさんの玄米ができた。全部で６０Ｋｇほどの収穫があった作業全体を見ていて感じたことは，子供の活動が思ったほど多くなかったことである。 機械を使うために作業をするのは教師が主になったため，子供たちは教師に指示された仕事をすることになった。自分の思いが次々に広がっていかないので，中には遊んでしまう子供もいた。子供の活動をどう組めばよかったかが反省点としてあげられる。 |