シリウス/ 生活


 2年「米づくり・一粒から千粒へ」

森竹高裕

Oさんの家に籾蒔きの様子を見にいこう 



時 数  3 / 37

活動名 「Oさんの家に籾蒔きの様子を見にいこう」

ねらい 米の種はどのようやってまくのか,大久保さんの家に籾蒔きの様子を見にいく

 

展 開

教師の働きかけと予想される児童の現れ 子供を支える手だて
 
            
・父兄のOさんの家に出かけ,籾蒔きの様子を見学させてもらう。

            
・自分たちがこの間蒔いたやり方とは随分違うことを感じてほしい。

            
・農家の人の工夫について目をむかせる。


                        
・もらった籾を見て,この籾で米を作りたいという意欲をもってほしい。



 
・もらった籾を良く観察して,探検カードにまとめる
            
・ゼリ−のカップを一人に一個用意させ,そのカップに籾をうえる


 
Oさんの家に籾蒔きの様子を見にいこう 
 <土>    <蒔き方> <芽がでてる>
 <土おさえ> <籾>   <袋をかける>
  ・米は白じゃなくて皮がついているよ。   
  ・機械を使って,米を蒔いているよ。    
  ・雀にたべられないのかなあ。       


 → 自分たちのやり方とは違うんだな。
 → 籾をもらったよ。蒔いて稲を育ててみたいなあ

  
もらった籾を良く見て,探検カードに書こう。 
  ・皮は3枚ぐらいかぶさってるよ。     
  ・皮をむくと,白い普通の米が出てくるよ。 
  ・良く見たら,小さい毛が生えているよ。  
 
籾を蒔いてみよう。 
  ・ゼリーのカップが調度いい大きさだね。
  ・うちのベランダのところで育てるよ。   
  ・花壇の土を使うといいんだって。     
 


考 察

 第3時は,父兄のOさんの家に出かけ籾蒔きの様子を見学させてもらった。第2時において種蒔きに失敗した子供たちである。農家の人がどのように米の種を蒔くのか興味深げに様子を見ていた。説明を聴きながら,お米の種は籾ということ籾はある程度芽を出してから蒔くこと,機械を使って均一に蒔くことなどを教わった。

 子供たちは,雀対策をどうするのかに非常に関心をもっていた。これについては,網などを被せて食べられないようにするとのことだった。教室に帰ってきてからは,もらった籾を観察しながら探検カードにまとめた。非常に細かいところまで注意しながら書くことができた。その後,ゼリーのカップを利用して,一人ずつ籾蒔きをした。やり方をすでに見学しているので正しいやり方で籾を蒔ける子が大多数であった。


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