森竹高裕
たんけんたいの地図をつくろう
時 数 8 / 11 活動名 「たんけんたいの地図をつくろう」 自分たちが「しぜんのくに」でどんな遊びをするのか絵で表し,その遊び場が「しぜんのくに」のどこにあるか分かるように絵地図を作る。 展 開
考 察 第8時は,探検隊の絵地図作りをした。自分たちが「しぜんのくに」でどんな遊びをするのかをはっきりさせるためと探検隊の仲間意識を育てるのが主な目的である。探検隊ごとの作業になると,ワイワイ言いながら,画用紙にクレヨンで色を塗り始めた。中でもねこ探検隊とちびまるこ探検隊はこの作業を通して,お化けのイメージをはっきりさせたようである。色を塗りながら「お化けは,黒いゴミの袋で作るんだから,黒くぬらなきゃだめだよ」と言いながら絵を書いていた。また,ス−パ−ドラゴン探検隊はくっつき虫の的当ての絵を書いているときに,「ここで当てられているのはT君で,これはとしや君が怒っているところ」などまるで遊びの世界に入り込んでいるようだった。 絵地図は隊長に描かせた。どの隊がどこで遊びをするのかがみんなに分かるように地図を描いた。この絵地図は全ての隊の隊長に配り,いずれ遊びにいくときにこの絵地図をもとに他の探検隊の場所を捜して欲しいと願っている。 絵と絵地図を作り終わり,給食の時間を使って,どこでどんな遊びをするのか探検隊ごとに発表させた。他の探検隊の話を聞き「こんなことするのか,あっ、あそこに遊びにいってみたいな」という声が聞かれ,他の探検隊のところへ遊びにいくことを楽しみにする子が現れてきた。 |