１年「ようこそ秋の国へ」

活動名　「自分たちの探検隊をよくしろう」

ねらい

自分たち探検隊の旗を作ったり，探検隊の紹介を書くことによって，探検隊毎の仲間意識を育てる。

展　開

考　察

　第５・６時では，旗作りや探検隊を紹介する一覧表を作った。探検隊同士の仲間意識や探検隊への帰属意識を育てるのが主なねらいである。第３・４時で探検隊ごとに安倍川で遊んだが，その遊びは一人遊びに近いものであった。どうしても，自分が楽しいと思う遊びをし，個々ばらばらになってしまうのである。これでは単元のねらいのひとつである友達と協力して楽しい遊びを工夫することにならない。そこで，旗作りや，探検隊の紹介をして，仲間意識を育てることにした。

　第３・４時の探検のとき土手にタフロープで作った旗のような目印があった。それを見つけた子供たちは「あっ，旗だ旗だ」と非常に興味を示し，自分たちのものにしようとしたことがあった。そのため，探検隊の旗作りを提案したときにはすんなりと受け入れられ，それぞれが探検隊の名前にあった旗を作った。（資料．７）次に，探検隊の紹介を書き，自分はどこの探検隊で誰が同じ探検隊の仲間か分かるよう一覧表を作った。

　最後に，第３・４時で見つけたものを探検カードに書いてどこにどんなものがあるかわかるように，探検マップ（安倍川編）に表した。このような活動をしていくと，子供たちの中から「先生，探検隊ごとに給食を食べていい？」　という声が聞かれるようになった。