１年「ようこそ秋の国へ」

時　数　 2/ 11

活動名　「安倍川たんけんたいを作ろう」

土手や川原で一人一人がばらばらに遊ぶのではなく，中のよい友達同士で遊ぶことができるようなグループ作りをする。
　

考　察

　これまでの安倍川探検では，自分の手にしたものを入れるために教室でビニル袋をもらったり，飼育箱を借りたり，虫にさされてかゆかったりなど，子供なりに何らかの不便を感じていた。そこで「探検バック」の使用を呼びかけてみた。子供たちの反応はよく，すぐそれぞれの頭の中に，あれとあれと・・・というように入れたいものが浮かんできたようだった。中身については，子供一人一人が全く自由に考えたものを入れてくるようにしている。この探検バックの中を覗けば，それぞれの子供たちの探検に対する思いや安倍川でやってみたい活動などが伝わってくるようである。初めに子供たちが探検バックの中にいれたものは，（資料．３）のようなものだった。

　また，第２時では探検隊作りをした。１学期の「ぼくらは美和小探検隊」のときも同じような探検隊作りをしていたので，比較的容易に探検隊作りの提案は受け入れられた探検隊は全部で９つできた。隊員については，お互い好きなもの同志ということにし，子供の意思に任せた。探検隊作りのとき，仲間外れになる子がいるのではないかと心配したが，一人も仲間外れになることなく，探検隊を作ることができた。中でも，探検隊の隊長になった子供たちは，やはり安倍川で遊ぶことを好み，活発な子が多かった。