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時 数 9 /13
活動名 「氷のペンダントを作ろう」
ねらい 身近に張った氷を利用して，氷のペンダントを作る。
展 開
| 教師の働きかけと予想される子供の意識 |
手だてと願う子供の姿 |
| 今日は，寒いね |
学校の生き帰りの道から，氷を学校に持ってくる子供であってほしい
寒い日を見計らって，氷の張りそうなところへ子供を連れていき，氷を採集する
いろいろな道具を用意してどれを用いれば氷に穴をあけることができるか試させるせる
たくさんの氷が自由に使えるように氷の確保をする（例えばプールなど）
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| 氷が張っているか見にいこう |
・通学路の風呂桶の中
・学校のプール
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| 氷に穴を開けることはできるだろうか |
・釘であければいいよ
・針金であけてみよう
・ストローならあけることができたよ
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| 氷のペンダントを作ろう |
・凧糸を付けたら格好良くなったよ
・解けないように日陰においておこう
・形を工夫して月のかたちにしたよ
・家でもやってみたよ |
考 察
寒い日が続き，学校の行き帰りに氷や霜がみられるようになった。子供が朝，氷を学校に持ち込んだのを機に，氷のペンダント作りをすることにした。通学路途中にある浴槽の中から氷を取り出した。子供たちに「この氷に穴を開けることができるだろうか」と尋ねると「ストロ−をつかってあければいいい」という返事があったのでさっそくストローで穴を開けることにした。これより先にまず，釘や針金を使わせて，釘や針金では穴を開けることができないことを体験させればよかったと思われる。そうすれば，ストローで氷に穴が開くことへの驚きはもっと大きいものになっただろう。
穴が開いた後，氷に凧糸を通して氷のペンダントを作った。（資料．12）ペンダントはすぐに解けてしまったが，子供たちは嬉しそうにペンダントを胸に下げていた。自分一人で作ることができるので，ペンダントを家でも作ってきた子供もいた。
指導計画１０〜１３／１３は，実践せず。
単元の指導計画には「どんどやきをしよう」があるが結局実践することができなかった。また機会があれば「七草がゆ」を食べたかったのだが，これも時期を逸してしまい実践することができなかった。どんどやきについては１月上旬に児童会主催による「新年の集い」が開かれたときに行われたため，これに合わせて充分な準備の時間を取ることが物理的に不可能であった。「どんどやき」を２回しても意味がないので，どんどやきは実践しなかった。１月上旬の会に間に合わせるためには１２月からこの準備をしておくことが必要になってくる。
また「七草がゆ」については安倍川横の小川にセリやヨモギが顔を出したらやろうと思っていたが，１月中にセリやヨモギの姿を見つけることができなかった。２月になってセリやヨモギを見つけたが「七草がゆ」では，時期的に遅いために実践することをやめた。
「氷のペンダント作り」にしてもいつ氷が張るのかをはっきり予測できないので氷が張った日にすぐにやってみるといった感じになり場当り的な指導になってしまった。氷が毎日張っているとは限らないので，子供たちに「さあ，冬の遊びで自分たちの好きなことをやってみなさい」とは言いにくかった。氷が張っていなければ氷で遊びたくても遊ぶことができないからだ。
このように，教材にも適時性があり，機会を逃すと活動しにくくなるものが多くあることが分かった。
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