６年　　　算数

　　　対称な図形 ２　 〜抵抗感のある作図〜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 森竹　高裕

線対称とは、どういう図形のことかを学習した。

発問１　二つに折るときちんと重なる図があります。（略）どこで折っ 　　　　たらいいか折り目を書きましょう

教科書の図を使って、対称の軸を書き入れていった。折り目がどこになるか
を確認してから、線対称について説明をした。

・１本の直線を折り目にして２つに折るとき、折り目の両側の形 　　　　がきちんと重なり合う図形を線対称な図形といいます。折り目 説明１　になる直線を対称の軸といいます。 　　　・線対称な図形を対称の軸で折ったとき、重なり合う点を対応す 　　　　る点、重なり合う辺を対応する辺、重なり合う角を対称の角と 　　　　いいます。

線対称でのポイントは、次の３点だと考える。
　・重なると言うことは、辺・角・点の位置が全て等しいこと
　・対称の軸からの距離が等しいこと
　・対称の軸と対応する点は垂直に交わっていること

次に作図をおこなった。子どもたちに抵抗感のある作図は、 次のものであった。特に中にある点の位置を決めるのが 難しかった。 また早くできた子に対しては、ローマ字の中に線対称な 文字があるかどうかを考えさせた。パズルのような感覚で 楽しみながら考えていたのが印象的である。