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６年 算 数
立 体 １ 〜平面と曲面〜
森竹 高裕
「立体」単元の目標は次である。立体模型の実物をたくさん触る活動を多く
取り入れながら授業を進めていった。
単元の目標
・自分の考えた方法で、立体のしくみをさがそうとする
・立体の平面や曲面、またはそれの接合面に着目し立体の構成を考える
・立体のしくみの構成に着目し、平面から立体、立体から平面に変形さ
せることができる。
・各立体の構成要素について理解する。
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授業の最初は、たくさんの立体を用意し仲間わけの活動からおこなった。
発問１ 立体をさわってみよう。立体を２つに仲間わけしてみましょ
う。どんな仲間わけができますか。
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子どもたちが着目したのは、次の２点であった。平面か曲面か、柱体か錐体
かという視点である。下のようなプリントを用意して、立体を切り抜き仲間
わけをおこなった。
・平面でできている ⇔ 曲面がある
・先がとがっている ⇔ 先がとがっていない
いくつかの立体が問題になった。最初に問題になったのは、高さの低い三角柱（図）であった。
発問２ この立体は、三角柱でしょうか、三角錐でしょうか。
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< 三角柱 >
・高さの十分にある立体と比べても、同じ形であるから
・横からこの立体を見たときに、長方形の形をしているから
・三角錐のように、とがったところがなくて平らなところがあるから
三角柱の次に問題になったのは、球であった。球は球面だけで構成されてい
る。柱の仲間でも錐の仲間にも入らず、曲面だけでできている立体であるこ
とに気づいた。
< 球は柱でも錐でもない >
・球は地球の球という字で、まるい形だから違うと思う
・球はボールみたいにまるくて、他の形とは違っている
・四角柱も円柱も遠くから見ると長方形の形をしています。四角錐や円錐
は遠くから見ると三角形の形をしています。でも球は遠くから見ると、
円の形をしていて、長方形でも三角形でもないから球はどちらにも入ら
ないと思います。
球は柱の仲間でも錐の仲間でもありません。他の立体には平面
説明１ が１つ以上ありますが、球には平面がありませんね。このよう
に曲がった面を曲面といいます。
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