６年　　　算数

　　　ならべ方と組み合わせ方 ４　〜名前は何通り作れるか〜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 森竹　高裕

ならべ方の問題である。川崎洋さんの詩に「たんぽぽ」という作品がある。
まず子どもたちに下のプリントを配り一度読んでみた。

「たんぽぽ」という詩があります。川崎さんは一つひとつの綿 発問１　毛に名前をつけているのですが、た・ん・ぽ・ぽの順番をかえ 　　　　ています。さて、たんぽぽにつける名前は、全部で何通りある 　　　　でしょうか

１組は系統樹を学習する前だった。２組は系統樹を学習した後だった。どち
らのクラスとも最終的には系統樹を使ってまとめていくとよいことに気づく
ことができた。

「たんぽぽ」 　　　　　　　　　　　　　　　　　川崎洋 　　たんぽぽが　　　　　　　　 おーい（たぽんぽ） 　　たくさん飛んでいく　　　　 おーい（ぽぽんた） 　　ひとつひとつ　　　　　　　 おーい（ぽんたぽ） 　　みんな名前があるんだ　　　 おーい（ぽたぽん） 　　　　　　　　　　　　　　　 川に落ちるな

　・たんぽぽ　たぽんぽ　たぽぽん　ぽぽんた　んぽぽた　ぽたぽん　
　　んぽたぽ　ぽたんぽ　ぽぽんた　たぽぽん　ぽぽたん　たぽんぽ

このように全部を書くことができたのですが、はたして全部出ているのかい
まいち自信がないようである。次に出てきたのは、左のように先頭に来る言
葉を決めて、整理しながら書いていく方法である。

発問２　川崎さんは、たんぽぽの名前を何にしたと思いますか。自分の 　　　　名前も順番を入れ替えて気に入った名前を見つけてみよう

ならべ方で、たんぽぽ問題を考えたあとに自分の名前を使ってならべ方を考
えてみた。

発問３　自分の名前か名字をならびかえて、本当にありそうな名前を考 　　　　えてみよう

名前や名字が終わった子は、自分の名前＋名字で考えてみることにした。名
前と名字で考えると、すごくたくさんのならべ方があるので、、子どもたち
は系統樹を書きながら整理をしていった。

　・のはらかずや→原野泰花（はらのやすか）
　・たまいみやこ→田宮麻衣子（たみやまいこ）
　・ながのふみえ→野中文絵（のなかふみえ）
　・すぎやまかなこ→山杉中子（やますぎなかこ）
　・くればやしゆうき→菊林冷憂（きくばやしれいゆう）