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| 昨年度末の６年生を送る会で、会を運営する５年生がとても立派に見えました。計画・準備・かざり作りなど、全校児童を相手にしなくてはいけないことをきちんとしていました。 その表情は、私が知っている４年生の頃とは違いました。６年生の送る会の進行状況を見つめる澄んだ目の中に、学校のリーダーとしての自覚を感じました。これならまかせて大丈夫、だと感じました。 昨日と今日はよく似ているけれど同じではありません。明日はいつでも新しいものです。私と黄色帽の子どもたちは再び出逢ったわけですが、蛇口は常に胸の中にあります。 胸の蛇口をひねらなければ、中から何も出てくることはありません。潤うこともないでしょう。しかし、自分に問いかけ胸の蛇口をひねるとき、心の深い泉から水がわき出てきます。 胸の蛇口をひねった者だけに潤いと豊かな恵みがもたらされます。自分を見つめ、自分の心に問いかけ、よりよい成長のお手伝いをしたいと思います。 子どもたちの柔らかな心に感動を刻みながら、卒業式というフィナーレに向けてかけがえのない１年を送るつもりです。本年度もどうぞよろしくお願いします。 |