聴く力 |
先日の集会で校長先生が「聞く」と「聴く」の話をして下さいました。「聞く」は［耳］だけを使って聞こえているけれど「聴く」には［耳］［目］［心］という文字がある。耳・目・心をしっかり向けて、相手の話（心）を聴きましょう、というお話しでした。 じっと目を閉じ耳を澄ましていると、普段聞こえないものが聞こえてきます。鳥の声、虫の声、風の音。こんなにも身近に自然があるのか、と驚きます。よく見ていると、一日一日いちょうの葉が色づいていることに気づきます。濃い緑がだんだんに黄色に変わっていく。やがて陽を浴びて、樹は金色に輝きます。 私はどれだけ子どもの声をきいているのだろう？ どれだけ子どもに目を向けているのだろう？ どれだけ子どもの心を感じているのだろう？ と考えさせられました。 「愛」という字は、心を受け止めると書きます。子どもの心をしっかりと受け止め、両手を添えて私の心を授けたいと思います。 |