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風薫る５月。ペアの１年生を優しい笑顔で見守る６年生の姿を見ていると、心
が温かくなります。まるで本当の兄弟のように１年生を気づかい、１年生はそ
れに甘えています。頼もしいお兄さん・お姉さんになりました。ついこの間ま
では、大きい人の後をくっついて歩いていたでしょうに・・・。
学校という舞台の主人公は子どもです。一人ひとりが主役です。あやつり人形
でない、自分の心と体を持った主役であってほしいと願っています。学校・学
級で生き生きと動き回る姿を見たいものです。
子どもを導く岸になりたいです。子どもを支える力強い岸になりたいです。川
の流れは一定ではないでしょう。雨が降らずにカラカラになることもあれば、
奔流となって、暴れ川になるときもあるでしょう。その流れをしっかりと受け
止め、未来という大海へ送り出したいと思います |