あなたを見つめて
           小田和正


(著作権を配慮し、詩の掲載を控えています)

 

  恋愛をテーマにした歌はたくさんあります。しかし、恋愛だけでなく親子の愛に通じるものが少なくありません。参観会のBGMで使った「言葉にならない」「wohwoh」もそう感じる歌の一つです。それはきっと、恋愛も親子愛も共通する部分があるからだと思います。

 人は、何かをしてもらう代償として愛するわけではありません。“この手の届くところにあなたがいる”から“何も求めず”に“何も望まず”に愛します。
“明日あなたに会えればそれだけで”十分です。しかし、この気持ちをずっと持ち続けることが、いかに難しい(!)ことか。

 【恋】という字は[心]が[変わる]と書きますが、【愛】は[心]を[受けとめる]と書きます。“せめて今だけ”は、子どもの“心を抱きしめて”子どもを“見つめて”いたいですね。
 
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