秋になると
工藤直子
（著作権を配慮し、詩の掲載を控えています）
この詩を読むと木の実と子どもの姿が重なります。実りの秋です。音楽集会では、一生懸命に歌う姿を見ていただきました。運動会ではきびきびと動く姿を見ていただきました。でも、私たちが大切にしたいと思っていることは、見えないところのあり方です。「にせもの」に限って見えるところばかりを気にし飾ります。そしてますます「ほんとうのにせもの」になっていきます。「ほんもの」と「にせもの」は見えないところのあり方で決まります。子どもの「根」を養いたいと思います。根を養えば、樹はおのずから、育ち輝くと信じています。
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