小学部 Hグル−プ 学級活動学習指導案 指導者 森竹高裕
1.日 時
2.ねらいこれまでに二次性徴について学んできたことをもとに、卵子・精子の働きや受精について知る。この世に生まれてきたことの不思議さや偶然さを感じ、自分の命を大切にしようとする気持ちを持つ。
3.展 開
教師の働きかけと予想される児童のあらわれ 留意点
卵子、精子を比べてみよう 【卵子】
大きさ :0.2〜0.25mmで、針であなを開けた大きさ
形 :丸い形
はたらき:精子と受精して、ヒトに成長していく
排卵の数:選び抜かれた1〜2個
寿命 :24時間
ある場所:卵巣【精子】
大きさ :0.05mmで0.1mmの半分
形 :おたまじゃくしのような形
はたらき:卵子と受精して、ヒトに成長していく
精子の数:3億個
寿命 :3日間1分間で1〜3mm移動する
ある場所:精巣
受精について知ろう ・一つの卵子と受精できる精子の数はたった一つ
・受精すると卵子の回りに膜ができて、他の精子は入れ
なくなり、この受精卵がヒトに成長していくこと
・生まれてきた自分は3億個の精子の代表であること
受精の話を聞いて,どんなことを感じましたか? ・ほんの少しの違いで自分は生まれてこなかったんだな。
・卵子がこんなに小さかったとは知らなかった。
・せっかく生まれてきたんだから,自分の命を大切にしよう
たくさんの仲間の代表である自分にお手紙を書こう。
月経の絵
卵子の絵
黒画用紙と針卵子だけではヒトになれないこと
射精の絵
精子の拡大図精子だけではヒトになれないこと
受精のしくみの絵、VTR:受胎の神秘
ほんのわずかの違いで自分はこの世に生まれなかったことの不思議さを実感してほしい
この世に生まれてきたことを喜び、自分の命を大切にしようとする気持ちを持ってほしい
生まれてきたことの不思議さや偶然さを感じてほしい
自分自身への手紙 わたしへ
わたしがうまれてよかったです。
だって,300000000のせいしの中から生まれてよかった。
自分にかんしゃしなくちゃ,ありがとう わたし。(KO)
受精のところでたった1この命をもらって,
この命をたいせつにします。
しぬなんて,とんでもない。
3おくものせいしから
えらばれた一つの命なんだからだ と思いました。(T)おたまじゃくしみたいな せいしが
もしちがうのだったら 自分は生まれてこなかった。
今,生まれているのは,せいしがんばって じゅせいをしてくれたから。
本当によかった。
大きくなってからよくわかる。
私を生ませてくれた 一つのせいしのために,
がんばって生きる。(KA)歩くのをがんばるぞう。
なんでもチャレンジ がんばるぞう−。
もちろん べんきょうもがんばります。
生まれてよかったと 思います。
しょうがいしゃでした。
くんれんがんばりたい。(KE)ぼくへ
3おくの一人として,人間になれなかった人のために,
長生きしなければと思う。
3おくの一人 だいひょうとして,
みどりを たいせつにしなければと思う。
からだを大切にしなければと思う。(S)