小学部 Ｈグル−プ 学級活動学習指導案 森竹高裕　　 １．日 時　平成５年２月４日（木） 第２時 ２．主 題 「男の子・女の子」 ３．ねらい 男の子・女の子の性器の違いや大切さに気付き，お互い仲良くしていこうという気持ちを持つ。 ４．展　開

教師の働きかけと予想される児童のあらわれ

留意点

（資料．１）を提示する この子たちは，男の子でしょうか，女の子でしょうか？ 　・分からないよ。 　・上の黒い紙をどかせば分かるよ。 　・髪の毛が長いほうが，女なんじゃない？ 男の子か女の子かが分かるためには，絵の中の何を見ればよいでしょう？ 　・男の子には，おちちんちんがある。 　・女の子の髪の毛は，だいたい長いよ。 　・男の子がズボンで，女の子はスカ−ト （資料．１）の一部の紙を外す。 　・服や髪の毛だけじゃあ分からないよ。 　・おちんちんがあるか・ないかで分かるよ （資料．１）から性器は常に，下着で覆われていることに気づかせる。 　・僕たちはいつもパンツをはいているよ。 　　 みんなはパンツを毎日かえていますか。パンツを毎日かえるのはなぜだろう？ 自分の洋服を見る。 ・バイキンがはいっちゃうから。 ・おしっこがついたりして汚いから 　 （資料．２）をもとに，性器の働き・大切さについて話をする。 　○ 女の子には,おちょんちょんに 赤ちゃんの宮殿がある｡ 　○ 男の子は,おちんちんに 赤ちゃんを作るもとがある｡ 　○ 叩いたり,蹴ると 元気な赤ちゃんが 生まれない｡ 　　・女の子には赤ちゃんの宮殿があるんだね 　　・男の子は赤ちゃんのもとを持ってるんだ 　　・大切なところだから，いつもきれいにしておく 本を読み聞かせる。 男の子や女の子にしてはいけないことはどんなことだろう 　・おなかをたたく，急所をける 　・悪口を言わない。 　・相手を嫌な気持ちにさせない。

・（資料．１）は，人物を黒い紙で隠し，男女の区別がわからないようにしておく。 　　 ・普段の生活の中で気が付く男女の特徴について自由に発表させる。　　　　　　　 ・服装や髪の毛だけでは，男女の区別がつかないことが分かり，男女の区別をするためには性器を見ればよいことに気付く。 　 ・洋服と違って下着はなぜかえないといけないかを考える。　　　　　　　　　　　 ・性器は常に清潔に市ておかなければならないことに気付いて欲しい。　　　　　　 ・（資料．２）をもとに性器の働きについての話しを聞き，その大切さに気づいてほしい。 　 ・「おかあさんはうちゅうせん」の一部を読み聞かせる。　　　　　　　　　　　　 ・身体だけのことではなくて，気持ちの面でも相手を思いやるという気持ちをもって欲しい。 　　 ・男の子と女の子は仲良くするという気持ちをもって欲しい。