小学部 Ｈグル−プ 学級活動学習指導案 森竹高裕　　 １．日 時 平成４年１２月３日（木） 第３時 ２．活動名 「あなたのおへそ」 ３．ねらい 自分は生まれる前にお母さんのお腹の中にいて，へその緒を通してお母さんから栄養をもらって大きくなったことを知り，自分の命を大切にしようという気持ちをもつ。 ４．展　開

教師の働きかけと予想される児童のあらわれ

留意点

自分のおへそを見てごらん。今おへそは，何かの役に立っていますか？ 　・へっこんでいる。黒いごまみたいのがある。 　・おへそは，何の役にも立っていないみたい。 　・お母さんにおへそが何故あるか聞いたことがあるよ 生まれてからはおっぱいで大きくなったのに，生まれる前はどうやって大きくなったのだろう？　 「へその緒」のしくみ働きについて話をする 　・いろいろな栄養をもらっているんだね。 　・酸素ももらっているんだね。 　・おしっこやうんちもきれいにしてもらっているんだね。 　・お母さんの命と僕の命がつながっていたんだね。 自分のへその緒を見てごらん。なぜ今でもお母さんはへその緒を大切にしているのだろう。 　・赤ちゃんとお母さんの命がつながっていたから。 　・自分をうんでくれた証拠だから。 　・へその緒は，大切なものだから。 　・自分の子供のことが大切で宝物だから。 お母さんにお手紙を書こう。 　・僕を生んでくれてありがとう。 　・お母さんと僕はへその緒でつながっていたんだね。 　・おへそって大切なものなんだね。

・段見過ごしがちなへそに目を向け，何のためにへそがあるのかを想像する 　　 ・ＶＴＲ（ＮＨＫ「人体の神秘」）を視聴し，赤ちゃんとお母さんはへその緒を通じて結びついていることを知る。 　　 ・へその緒は，赤ちゃんが育てるためになくてはならない命をつなぐ緒である ことを押さえる。 　 ・これまでの話をもとに，母親がへその緒を大切にしているのはどうしてなの かを考える。 　　 ・自分の子供のことが大切でかけがえのないものだからこそ，へその緒を大切 にしていることに気付かせたい。