小学部 Ｈグル−プ 学級活動学習指導案 森竹高裕　　 １．日 時 平成４年１０月１５日（金） 第３時 ２．活動名 「わたしが生まれたとき」 ３．ねらい 赤ちゃん人形をだっこしたり小さな頃の自分を振り返る活動を通して，自分は親や家族に大切に育てられていることに気づく。 ４．展　開

教師の働きかけと予想される児童のあらわれ

留意点

赤ちゃん人形をだっこしてみよう 　・そっとだっこする。 　・篭にもどすときにも，丁寧に扱う。 　・頭や体を撫でてあげる 赤ちゃんをそっとだっこしたり，大切に扱ったのはなぜですか？ 　・赤ちゃんは，まだ体がしっかりしていないから 　・けがや病気をしては困るから。 　・自分の子供だから 　・おかあさんの宝物だから 　 Ｎ先生の話を聞こう アルバムを見て，自分は家の人に大切にされているなと思うことを捜してみよう 　・赤ちゃんの頃，自分を見てみんながにこにこ笑っている。 　・いろいろと楽しいところへ連れていってくれた 　・車椅子をいつも押してくれる。 　・服を買ってくれたり，御飯を食べさせてくれる 家の人が，みんなのことをこんなに大切にしてくれるのはなぜですか？ 　・自分の子供だから 　・お父さんとお母さんの宝物だから 　・命があるから 　　　　　　　　　　　　　　　 お母さんからの手紙を読もう 　 お母さんにお礼のお手紙を書こう 　・いつも大切にしてくれてありがとう。 　・これからもよろしくお願いします。 　・生まれてきてよかったよ。

赤ちゃん人形（沐浴人形）を用意して，本物の赤ん坊を抱くような気持ちでだっこさせる。 　　　　　　　　　 ・赤ちゃん人形を実際にだっこすることによって，お母さんはどれ程大切に 赤ちゃんを扱っているかを身体で感じさせる。 　　　　　　　　　　　 ・Ｔ２ が，赤ちゃんをどれほど大切にしているかを母親の立場から話をする 　　　　　　　　　　 ・自分の小さい頃の写真を見る中で，自分は親や家族に大切にされてきたのだということを発見させる。 　　　　　　　　　　　 ・どんなときに大切にされていたと思うか発表させる。 　　　　　　　　　　　 ・子供というものは，親にとってかけがえのない存在であり，子供が想像している以上に，親は子供のことを思っていることに気付かせる。 　　　　　　　　　　　 ・親からわが子に向けて，健やかに育ってほしいという願いをこめた手紙を読ませる。